School Garden ★農業
2010年 07月 12日
子どもたち黙々と真剣な表情で行っているのは 豆の皮むきです(笑)
ブログで学校農園のついてふれるのはこれが初めてだと思いますが この試みは去年の10月頃からスタートしていたものです。
8月に校長と話し合いを持ち 「農業を一緒に始めませんか?」と話を持ちかけ、9月にJICAの現地業務日申請で農機具の購入を果たし。
雨期を待って始めたFirst Tryは 見事 失敗に終わってしまいました・・・
そこらじゅうの牛やヤギなどに食べ荒らされてしまったのです。
厄介なのは 決して動物ではなく それらをわざと農園に縛っている 周辺住民なのでした・・
Second Tryは 農園周辺のフェンス作りから始めました。木登りの上手な男子たちに木を切ってもらい それを材にして見よう見まねで作りました。
3月末に豆、メイズ(トウモロコシの仲間)ピーナッツの種まきをして それらはすくすく育ってくれました。
問題はホリデー中の除草作業でした。
最初は 1人で試みたものの 日差しの強さと農地の広さに 途方に暮れていた私に良いアイデアが!!
「一番家の近いマーティンを誘ってみよう!」
彼は以外にも快く引き受けてくれ 次の日は2人で行いました。その日に終わるはずだった除草作業が少し残ってしまいました・・・
「マーティン ごめんね。私明日 首都に行く用があるんだ・・・マーティン1人でやってもらえるかな?」私はダメもとでそう頼んで彼とサヨナラしました。
次の日の朝 首都に上がる準備をして 農園を通ると・・・そこにはマーティンが!!
お騒がせマーティンとして名が知れている彼は 本当はとても芯の通った子なんだと実感しました。
そんな嬉しい思い出の詰まった私たちのクラスの農園が 6月に収穫時期となりました✿
豆の次はメイズ★
同僚のサラ先生が メイズが熟しているかどうかの見極めを子どもたちに教えているところ。
触れるだけで分かるみたいですが 私にはさっぱりでした。
子ども達のメイズポーズ♪ いつも何かと笑かしてくれる子たちです!
次の日の子どもたちの朝食は 1人4本ずつのメイズでした。食べすぎです・・・
次は今月からのTird Tryに向けて 管理職と交渉中です・・・これが思うようにはうまくいきません・・・
内容は全学年の農業の取り組みの参加と除草剤の購入に関してです。
自分だけの取り組みにせずに多くの人に協力を求めることは 日本でもウガンダでもとてもとても難しい。
毎日それを実感しています。
ウガンダは土も肥えていて 気候もとても良い。
根性と体力で畑を耕せば 飢餓なんて恐れる必要はないと思うのです。
農業はルコメラを支えてくれると私はそう思っています。
by departure1212
| 2010-07-12 04:17