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ウガンダ ルコメラ小学校


by departure1212

ルコメラ小学校に赴任

とうとう活動地であるルコメラ小学校に赴任しました。7月8日、調整員の方と同じルウェロ県で活動するボランティアと一緒にそれぞれの赴任学校にあいさつに行きました。
校長先生が700名程度の全校児童を集めてくれて、自己紹介をしました。その後、担当する障害児クラスの子どもたちが手話での歌とダンスを披露してくれました。
障害のある子どもたちのダンスをくぎ付けで他の子どもたちが興味深く観ている光景はとても温かく楽しい雰囲気に包まれていました。音のない歌を鑑賞した時は、その歌の美しさのあまり涙が出てしまいました。子どもたちの顔の表情や手の動き・・・手話とは、言葉にも勝る感情表現の一つだということに初めて気づくことができました。
その後、ルコメラ学校を後にして、教育委員会や地域の小学校2校にもあいさつに行きました。1校は、ルコメラ小学校と同じように聴覚障害児教育に力を置いている学校で、もう一つは私立学校でした。私立学校は、建物は掘っ立て小屋、または青空教室に近い感じのイメージを受けました。その中に子どもたちがたくさんいて、突然の訪問者に子どもたちはとても驚いていました。
どちらもボランティアを要請希望を出している学校なようで、学校をまたいで交流をしてほしいと依頼されました。

赴任した1日目がハードスケジュールだったためか今までの疲れが出たのか、その日の夜に熱が出てしまいました。知らない土地での初めての夜に体調を壊すなんて・・・とても心さみしかったです。
次の日は学校を休み、休養を取りました。朝子どもたちが、家にきて、私がジェスチャーで「今日は家で休むよ」と言うと、「なぜだ!!先生は、学校に行って、僕たちに勉強を教えないと」と手話で必死に伝えてきました。私が「熱があるんだ・・・」と身振りで伝えると「OK」と言って気を使ってみんな去っていきました。手話を習得していないのに、なんとなくでも子どもたちと心通じることができるのは、とても不思議です。
ある男の子がお見舞いにこんなものを持ってきてくれました。ジャックフルーツという果物。とてもおいしかったです!!
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3日目、元気になったので学校に行くことができました。行ったら、朝から子どもが帰るまで手話の指導員の方から手話のレッスンを受けました。
私が受け持つクラスは、障害児クラスで、生徒数は20人ほど。知的障害、肢体不自由、聴覚障害と様々だが、圧倒的に聴覚障害の子どもが多い。
先生は、サラ、手話の指導員がベティとピース、そして私である。今は4人と手厚いが、私が手話をある程度理解したら、指導員の方は常時はいないだろう・・・

学校の周辺に地図を書きました。説明はおいおい・・
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by departure1212 | 2009-07-12 12:54